こんな質問はありませんか
Q1 中医推拿とは何ですか?
A 日本では中国式整体とも呼ばれ、漢方や鍼灸と並ぶ中国伝統医学の療法の一つです。
中国伝統医学の理論に従いツボや経絡(エネルギーの通り道)を刺激し、頑固なコリをしっかり解し、気(エネルギー)血の流れを整え内臓の力を強めることで、自然治癒力を引き出し、慢性的な痛みなど身体の不調を取り除いていきます。
Q2 推拿は普通のマッサージとの違いは何ですか?
A 表面だけではなく身体の奥まで届く浸透力のある手技と、疲れを取るだけではなく病気になりにくい身体を作ることです。肩こりや腰痛だけでなく、内臓疾患や生活習慣病にも効果があります。
Q3 ボキボキしますか?
A 基本的にしません。骨の位置がズレたりするのも、身体のバランスが崩れたことで起こると考えます。身体のバランスを整えることで自然に元に戻り、鳴る場合もあります。
Q4 指圧とは違いますか?
A 指圧のような手技もありますが、推拿では疾患や部位により、ただツボを押すだけでなく、揉んだり掴んだり擦ったりなど、様々な手法を使い分けます。
Q5 推拿は気功を使いますか?
A 施術者自身が気功を練習し、施術を通して気血の流れを整える(気を操作する)、という意味では気功とも言えます。かつて一世を風靡した、触れずに治す、遠隔治療などといった気功とは、全く違います。
Q6 どういった方が通っていますか?
A 「整形外科や整骨院に行ったけれど、効果がない」、「病院で検査しても病気ではないと言われたが、やっぱり調子が悪い」、「内科で治すのが難しいと言われたが、どうにかしたい」などといった病気の治療目的の方ばかりでなく、溜まった疲れを取りにマッサージ感覚で通っている方もいらっしゃいます。
Q7 施術後の副作用や揉み返しはありますか?
A 基本的にはありません。中国伝統医学では「不通則痛(気が通らなければ痛む)」と言い、気血の流れの悪い部分を施術する時は、多少の痛みを感じますが、後には残りません。また、疾患によっては、気血の流れが整い内臓が邪気を排出する際に、好転反応(発熱、痒みなど)といったものが出る場合があります。
Q8 推拿に禁忌事項はありますか?
A 一般的に、以下の状況においては、推拿は適しておりません。
1.感染性、伝染性のある病気、潰瘍性皮膚病、胃や十二指腸などの急性穿孔。
2.火傷、外傷。
3.妊娠期、特に安定期前の方。
4.極度の空腹時や満腹時(食後30分~1時間)。
5.お酒を飲まれ、酒気を帯びた方。
その他、施術後の入浴などは問題ありませんが、飲酒はあまりおススメしません。
もし、どうしても飲まれる場合は、少し時間を置いて少量嗜まれる程度がよいでしょう。
Q9 精神的な病気にも効果がありますか?
A 精神的な病気は“心の病”と考えがちですが、中国伝統医学では気血の流れが悪くなっていると考えます。施術を通して気血の流れがよくなれば、身体も軽くなり、結果として精神的にも軽くなっていきます。
Q10 通院回数はどれくらいですか?
A 個人差がありますが、身体のメンテナンスであれば、週に1回から2週に1回程度で十分です。五十肩などの疾患の場合は、続けて3回ぐらい通っていただければ、何かしらの効果は感じていただけます。
施術ペースなど提案は致しますが予約の強制は致しません。
Q11 服装はどんなのがいいのですか?
A どんな格好でもかまいませんが、生地の柔らかいゆったりしたものの方がリラックス出来ます。
Q12 施術用のタオルを施術ごとに換えていますか?
A 当院では施術用のタオルを施術ごとにちゃんと換えて、ベッドの消毒も徹底しておりますので、ご安心ください。